米テスラ株が下落、ウェルズ・ファーゴが投資判断引き下げ

[13日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの株価が13日の米株式市場で約4.5%下落した。ウェルズ・ファーゴが投資判断を「アンダーウエート」に引き下げたことが嫌気された。

ウェルズ・ファーゴは、テスラが行った値下げの効果を疑問視している。目標株価も200ドルから120ドルに引き下げた。

テスラ株は年初から約29%下落しており、時価総額は約2000億ドル縮小した。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1月、今年の成長率は大きく低下するとの見通しを示した。それ以降、投資家懸念が高まっている。

LSEGのデータによると、テスラをカバーする48の証券会社中、投資判断を「売り」かそれ以下にしているのは9社で、この数は2022年7月以降で最多となっている。

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