米マクドナルド、海外売上高の減少予想 中東や中国で需要低迷

[13日 ロイター] - 米マクドナルドのイアン・ボーデン最高財務責任者(CFO)は13日、中東での紛争と中国の需要低迷により、第1・四半期の海外売上高が前四半期比で減少するとの見通しを示した。これを受けて株価は一時2%下落した。

ボーデン氏はUBS主催の会合で、国際開発ライセンス市場部門の第1・四半期の既存店売上高が前四半期比「小幅減少する」と述べた。

同社が2月に発表した第4・四半期決算は、海外売上高が市場予想に届かなかった。中東情勢が緊迫する中、イスラム圏で米国ブランドに対する不買運動が起きたことなどが影響した。

ボーデン氏は「中東での戦争の影響に対処し続けている。ただ、中国でも今年需要が低迷している」と説明した。

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