一足早い春の訪れ 早咲きの「河津桜」など咲く 栃木市大平運動公園「さくら広場」

とちぎテレビ

栃木市の公園では早咲きの桜が咲き始め、一足早く春の訪れを告げています。

栃木市大平運動公園の東側にある「さくら広場」には、350本ほどの桜が植えられています。現在、早咲きの「河津桜」などが咲き始め、一足早くサクラの季節の到来を告げています。

この広場は2014年に整備され、近所で農業を営む大和田英雄さんが、翌年の2015年に自分で育てた苗木を市に贈ったのが始まりです。それ以来、早咲きを中心に、さまざまな種類の桜を広場に植え続け今では50種類にもなります。

大和田さんは若いころに福島県で見た桜に感動し、自分で育てた苗木を北は宮城県から南は沖縄県まで贈り続けてきました。国内だけには留まらず、トルコやタイなどにも無償で贈っています。

大和田さんによりますと、今年は冷たい北風が強かった影響か、例年と比べて開花が遅くなっているといいますが、これから「淡墨桜」や「仁科春果」と呼ばれる桜が咲き始めるということで、今後1カ月以上は見ごろが続き春を楽しめるということです。

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