栃木の未来担う「逸材に」 栃木県農業大学校で卒業式76人が新たな一歩踏み出す

とちぎテレビ

農業の担い手を育成する栃木県農業大学校で13日、卒業式が行われ、76人が新たな一歩を踏み出しました。

県農業大学校では、在校生や保護者が見守る中、卒業式が行われ、国内唯一の「いちご学科」など3つの学科を修了した76人が晴れの日を迎えました。

式では卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、学科や専攻の代表者が土屋篤史校長から卒業証書を受け取りました。

今年度(2023年度)の卒業生は、おととし(2022年)コロナ禍が続く状況で入学し、寮生活が一部制限されるなど制約が多い中、2年間実習や研究に励んできました。

また、在校生代表の吉村愛実さんは送辞で「高齢化や担い手不足に加え資材価格の高騰や気候変動への対応などが求められる中でも、卒業生たちが地域で活躍することを期待しています」と述べました。

これに対し、卒業生代表の小池清美さんが答辞でお礼の言葉を述べました。

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