中国国内初のメタノール燃料補給船のメタノール燃料補給試験が完了―上海洋山港

中国国内初のメタノール燃料補給船「海港致遠」のメタノール燃料補給試験が13日午前10時、上海洋山港申港石油ふ頭で順調に完了しました。

中国国内初のメタノール燃料補給船「海港致遠」のメタノール燃料補給試験が13日午前10時、上海洋山港申港石油ふ頭で順調に完了しました。洋山港にはメタノール燃料補給能力があり、港内で補給ができるため、燃料補給会社の運営コストの一層の削減が実現できます。

「海港致遠」は2月8日に洋山港でメタノール燃料の船から船への補給試験作業に成功していました。今回の接岸補給試験では、船とふ頭の設備整合性がさらに検証され、燃料補給作業期間中に存在する安全上の危険性が排除されました。

グリーンメタノール燃料技術の普及と商業化に伴い、世界のメタノール燃料船舶の受注は200隻を超え、グリーンメタノールの燃料需要も絶えず増加しています。洋山港申港石油ふ頭は、燃料補給需要を満たすため、2023年下半期にメタノール貯蔵タンクの改造に着手し、メタノール貯蔵の条件を備えた貯蔵タンクは現時点で計28万立方メートルで、現段階における上海港のメタノール燃料補給需要を満たしています。(提供/CRI)

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