マウント・キンビー、最新アルバムより盟友キング・クルール参加の新曲を公開

UKのインディー・エレクトロニック・グループ、マウント・キンビー(MOUNT KIMBIE)が、4月5日(金)にリリースする最新スタジオ・アルバム『The Sunset Violent』より盟友キング・クルール参加の新曲「Empty & Silent」を新たに公開。

本楽曲は、アルバム発表に合わせて公開された「Fishbrain」に続く先行シングルで、3月13日にJ-Wave「SONAR MUSIC」にて世界初解禁されました。またバンドは、今年8月に英ロンドンで開催される音楽フェスティバル〈RALLY Festival〉でヘッドライナーを務めることもあわせて発表しています。

最新作『The Sunset Violent』は、2017年のスタジオ・アルバム『Love What Survives』(2017)の方向性を引き継ぎながら、現代のインディ・サウンド、シューゲイザー、エレクトロニカをシームレスに融合させ、今やロンドンのシーンを代表する存在となったマウント・キンビーの特異性と先進性の両方を見事に反映させた作品。ロンドンでの仕上げ作業の前まで、カリフォルニアのユッカ・バレーという西部の田舎町で制作され、砂漠に囲まれた赤褐色の色調と寂れたアメリカーナの風景がアルバム全体に漂い、一つ一つの楽曲の抽象的なストーリーテリングとモダンなソングライティングにマッチした仕上がりとなっています。

ドム・メイカーとカイ・カンポスを中心に、長年のコラボレーターであるアンドレア・バレンシー・ベアーンとマーク・ペルが加わり4人体制となったマウント・キンビーは、ジェイムス・ブレイクとともにポスト・ダブステップという潮流を作り出し、シーンに影響を与える作品群を15年近くにわたって発表してきました。各メディアで高く評価された2010年のデビュー作『Crooks & Lovers』以降、UKエレクトロニック・ミュージックの伝統を引き継ぎながら、現代のインディー・バンドの先駆的存在としての役割も果たしてきたマウント・キンビーの評価をあらためて決定づけた前作『Love What Survives』にはキング・クルール、ミカチュー、ジェイムス・ブレイクらが参加。また、2022年にはカイとドムそれぞれの才能を突き詰めた意欲作『Die Cuts | City Planning』もリリースしています。

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