南ほど気温高く 東・西日本は曇りや雨の日多い 気象庁1か月予報

 気象庁は14日(木)、向こう1か月(3/16~4/15)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は沖縄・奄美で高く、西日本で平年並みか高い見込み。

 また、低気圧や湿った空気の影響を受けやすいため、東・西日本では向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少なくなりそうだ。

■高温に関する早期天候情報

 九州南部、沖縄・奄美は、向こう2週間は気温の変動が大きい見込み。これから3~4日程度は平年並みか高いが、22日(金)ごろまでは平年並みか低くなり、その後は南から暖気が流れ込み再び高くなる見通し。特に、23日(土)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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