英住宅購入需要、2月は2年ぶり高水準 価格指数は22年10月以来最高

[ロンドン 14日 ロイター] - 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が14日発表した調査によると、2月の新規住宅購入需要は差し引きプラス6と、前月と同水準だった。また2022年2月以来の高水準となった。

住宅価格指数(「上昇」との回答から「下落」を引いた数値)は、22年10月以来で最も高いマイナス10%となり、1月のマイナス18%から改善した。ロイター調査のエコノミスト予想(マイナス11%)も上回った。

RICSのチーフエコノミスト、サイモン・ルービンソーン氏は、心強い調査結果になったと指摘した。

調査では、2月は住宅市場が勢いづいたものの、複数の不動産調査会社はイングランド銀行(英中央銀行)の金利政策動向に対する不透明感が需要に水を差す可能性があるとみている。

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