去年夏の猛暑の影響で生産量が減少も品質は変わらず 岩手・紫波町の町内産ブドウ100%のワイン今年も販売開始

100%紫波町産のブドウで岩手県紫波町のワイナリーが作る数量限定のワインが今年も完成し14日、発売発表会が開かれました。

14日に販売が始まった「紫(し)あ波(わ)せワイン」は、紫波町産のワイン専用品種のブドウを100%使用しています。ワインは甘口と辛口の2種類があり、甘口は果実味のある華やかな香りが、辛口はやわらかな渋みとさわやかな酸味が特徴です。きょうはブドウ農家や町の関係者が試飲でワインの味を確認しました。去年は夏の猛暑などの影響でブドウの収穫量は例年より4割ほど少なくなりました。そのため、生産本数を大幅に減らしたほか、1本当たりの量も150ミリリットル減らしましたが、例年と変わらず品質は高いということです。「紫あ波せワイン」は数量限定で県内の酒販店やスーパーなどで販売されています。

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