「叫んでもいいですか?アアアー!」高校合格発表会場で続出 ネットで拡散「受験パルキア」とは?

14日は鳥取・島根両県で県立高校の合格発表があり、あわせて7500人余りに吉報が届きました。
「叫んでもいいですか?アアアアー!」鳥取県では、受験生が掲示板の前で喜びを爆発させるおなじみの姿が見られましたが、島根県は掲示はなく、来年以降もWEBのみの発表になりそうです。

14日正午。鳥取県米子市の米子東高校。

集まった受験生は、掲示板に書いてある自身の受験番号を見つけると、友人と、そして家族と抱き合ったりして合格の喜びを分かち合っていました。

合格した生徒
「まじ良かった。やったー!」
「めっちゃ嬉しいです!」
Q今夜は何食べたい?「鯛!焼き肉です」
「高校生活が楽しみです」

ところで合格発表のニュースと言えば…

「うれしすぎて叫びたい気分です。叫んでイイですか。アアアアアー」
数年前から、合格発表後にこのような言葉を叫ぶ受験生たちが急激に増えました。

これ、ネット界隈では「受験パルキア」「合格パルキア」と呼ばれる現象です。
以前、テレビのインタビューで合格発表後に喜びを爆発させた受験生の叫び声が、人気アニメ・ポケットモンスターに登場する「パルキア」に似ていると話題になりネットで拡散。

以降、合格発表でインタビューを受けた受験生が同じフレーズを叫ぶことが定番化しているようです。

そして、今年の合格発表のインタビューでも…

合格者は
「叫んでもいいですか?アアアアー!!」
「受かった時、思いっきり叫びました。アアアアー!!イェーイ!!」

やはり今年も、叫ぶ受験生の姿が確認できました。

一方、島根県の合格発表は…

土江諒 記者
「鳥取県とは違い、島根県は去年に続きWEBのみでの合格発表となりました」

島根県教育委員会によりますと、新型コロナをきっかけに4年前から「WEB」方式に1本化。
感染対策のほか、遠方の受験者も確認がしやすく利便性も向上しました。

「掲示板」を再開してほしいという声も特にあがってないということで、島根県は今後も「WEB」に一本化した合格発表を続けていくということです。

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