広島県東広島市で、ことし初めてクマの痕跡が確認されました。
クマの痕跡が確認されたのは、東広島市豊栄町吉原です。
東広島市によりますと、14日午前9時頃、地元住民の男性がクマのフンらしきものを発見。およそ3時間後、「朝に霜が降っており、霜の上にフンがあったため間もないものと思った」と豊栄支所に通報しました。
これを受けて捕獲班や支所の職員が現地入りし、フンはクマのものであることを確認しましたが、足跡は発見されなかったということです。
現場は農地の中に住宅が点在するエリアです。東広島市は周辺の地域に広報車で注意を呼びかけるとともに、学校への注意喚起も行ったということです。