「今季最悪の試合。ミスに次ぐミス」CL敗退のインテルに批判殺到!「PK戦は見ていられない」「始まる前から身震い」

2024年になって一度も負けず、公式戦で13連勝を飾っていたインテルが屈した。

3月13日に行われたチャンピオンズ・リーグ、ラウンド・オブ16の第2レグで、インテルはアトレティコ・マドリーと敵地で対戦。2試合合計でタイスコアとされ、PK戦の末に姿を消している。

ホームでの第1レグで1-0と勝利していたインテルは、この日も先制に成功。だが、直後に失点すると、後半終盤に追加点を許して逃げ切りに失敗する。合計スコアで追いつかれたインテルは、延長戦でも勝ち越すに至らず。PK戦では3人が失敗し、ベスト16敗退となった。

昨季準優勝のインテルは今季、セリエAで2位に16ポイント差をつけて首位を独走している。スーペルコッパを制してタイトルも獲得しており、国内での圧倒的な強さから、欧州最高峰の舞台でも躍進が期待されていた。

【動画】インテルのエースがとんでもないPK失敗
それだけに、サポーターの落胆も大きい。『Gazztta dello Sport』紙によると、ファンからは嘆きの声が上がった。シーズン全体として評価する者もいるが、好機を逸したとの見方が少なくないようだ。

「初戦であまりに許し過ぎた」
「始まる前から身震いしているもろいチーム」
「いずれにしても、インテルのシーズンがポジティブであることは変わらない」
「うまくいかなかったが、メインの目標ではなかった。それは認める必要がある」
「初戦での無駄が高い代償となった。PK戦は見ていられない。選手が落とした試合」
「シーズン最悪の試合。最初からミスに次ぐミス。自分たちのプレーも変えてしまった」
「まさに苦悩。我々にふさわしくなかった苦痛。だが自分たちでそれを求めてしまった」
「(途中出場のCBヤン・)ビセックがベストだった。それが全般的なパフォーマンスを物語っている」
「アトレティコは細部で勝った。第1レグで(マルコ・)アルナウトビッチ、第2レグで(マルキュス・)テュラムが外したチャンスでやられた」

昨季に続き、ジョゼ・モウリーニョの下で3冠を達成した2010年以来のトロフィーには手が届かなかった。今季のインテルに残された目標は、セリエA通算20回目の優勝だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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