「想像以上に大変」市長が保育士体験 子どもと触れ合い四苦八苦…エプロン姿で額に汗

千曲市長が保育士体験 

市長が保育士の仕事を体験です。子育てしやすいまち作りを目指す長野県千曲市の小川市長が、ダンスにドッジボールに奮闘しました。

元気いっぱい踊るのは、千曲市の埴生保育園の園児たちとエプロン姿の小川修一市長です。

保育の現場を体験しようと市長室を飛び出しました。が…体じゅうから噴き出す汗。さらに…

保育士:
「市長と手つなげばいいじゃん」

園児:
(泣)

小川修一市長:
「嫌だ?ごめんね」

四苦八苦しながらも、徐々に子どもたちとの距離が縮まります。

小川修一市長:
「想像以上に神経・体力を使う、やってみないとわからない」

小川修一市長:
「給食もってきたよ」

お昼には、すっかり打ち解けました。

園児:
「みて、これ大好き」

小川修一市長:
「ツナおいしいね、ごはんと合うね」

埴生保育園・堀内真美園長:
「裏での準備や日々の振り返り、日々の対応も(毎日)違うことをご理解し、支えていただければ」

施設見学もー。

埴生保育園・堀内真美園長:
「子どもたちが使う水道が、室内に1カ所で、他は外水道なんです。真冬は凍って昼間(水が)出なかったり」

「人出不足」に「施設の老朽化」…現場が直面する課題を直に感じました。

千曲市・小川修一市長:
「一人一人に寄り添う保育を考えると、保育士を安定的に働きやすく環境を整えて、やりがいをさらに感じられる場所にしたい」

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