元ドイツ代表MFダフードがシリアに代表変更へ…6月の日本代表戦でプレーの可能性

代表変更を決断したダフード[写真:Getty Images]

元ドイツ代表MFマハムド・ダフードが生まれ故郷のシリア代表でのプレーを決断した。ドイツ『スカイ』が伝えている。

現在、ブライトンからのレンタル移籍によってシュツットガルトでプレーするダフード。シリア生まれもドイツで育った技巧派のセントラルMFは、これまでドイツの世代別代表でプレーし、2020年にはA代表で国際親善試合2試合に出場していた。

以降は長らくディー・マンシャフトでプレー機会がなかった中、以前からオファーを受けていたシリア代表への鞍替えを決断した。

28歳MFは『スカイ』で今回の決断の理由を以下のように説明している。

「シリアのためにプレーするという考えにすぐに夢中になったよ。僕はドイツで育ち、生涯をドイツで過ごし、ユース代表やシニア代表でプレーできたことを誇りに思っていた。ドイツは自分の故郷だからね」

「一方で、シリアは家族の出身国であり、最終的には自分の生まれた国でもある。僕は早い段階で家族から、ドイツに住むことがどれほど恵まれているか、そして同時にシリアの人々に喜びをもたらすことがどれほど重要かを学んできた。今回の決断を個人的にも嬉しく思うし、とても思い入れのあるこのプロジェクトをとても楽しみにしているんだ」

なお、現時点でダフードがどのタイミングでシリア代表デビューを飾るかは不明だが、今年6月に予定される2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選の日本代表戦に招集される可能性は高いようだ。

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