【世界睡眠時間ランキング】日本は7時間22分で33カ国中最下位!1位は?

2024年3月15日は「世界睡眠デー」。世界睡眠学会(World Sleep Society)が健康的な睡眠の重要性や正しい知識の普及などを目的として制定した世界的な記念日です。世界の人たちは、1日何時間くらい睡眠を取っているのでしょうか? 経済協力開発機構(OECD)の各国平均睡眠時間のデータ(2021年)をもとに、世界33カ国の睡眠時間ランキングを紹介します。日本人の睡眠時間についても見てみましょう。

世界睡眠時間ランキング

第1位 南アフリカ 9時間13分

第2位 中国 9時間2分

第3位 米国 8時間51分

第4位 エストニア 8時間50分

第5位 インド 8時間48分

第6位 ニュージーランド 8時間46分

第7位 カナダ 8時間40分

第8位 ルクセンブルグ 8時間38分

第9位 スペイン8時間36分

第10位 トルコ 8時間35分

第11位 イタリア 8時間33分

第12位 フランス 8時間33分

第13位 ベルギー 8時間33分

第14位 オーストラリア 8時間32分

第15位 ラトビア 8時間32分

第16位 ポーランド 8時間29分

第17位 フィンランド 8時間28分

第18位 英国 8時間28分

第19位 ハンガリー 8時間26分

第20位 ポルトガル 8時間26分

第21位 リトアニア 8時間23分

第22位 オランダ 8時間23分

第23位 スロベニア 8時間21分

第24位 ギリシャ 8時間20分

第25位 メキシコ 8時間19分

第26位 ドイツ 8時間18分

第27位 オーストリア 8時間18分

第28位 ノルウェー 8時間12分

第29位 アイルランド 8時間11分

第30位 デンマーク 8時間9分

第31位 スウェーデン 8時間3分

第32位 韓国 7時間51分

日本人の睡眠時間33カ国中最下位

第33位 日本 7時間22分

先進国を中心にした世界33カ国のうち、日本の睡眠時間はもっとも短く、1日あたり7時間22分でした。2番目に短い韓国と比べても30分近い差です。

OECD加盟国の中で一番睡眠時間の長い米国と比べると、約1時間半も短く、データのある33カ国で一番長い南アフリカと比べると、2時間近くも短いことがわかります。

また、男女別で見ると、日本男性の平均睡眠時間は7時間28分、日本女性は7時間15分と、女性のほうが13分短くなっています。世界的には女性の睡眠時間のほうが長い傾向だそうですが、日本は反対に女性のほうが短くなっています。

睡眠の質を上げる3つのポイント

夜なかなか眠れないとか、眠っても夜中に目が覚めてしまう、といった睡眠の悩みを抱える人も少なくないでしょう。厚生労働省が発信している「スマート・ライフ・プロジェクト」の情報から、睡眠の質を上げる3つのポイントを紹介します。

1. 生活リズムと眠る環境を整えよう

日中に日光を浴び、夜間は照明を暗くする

温度や音など寝室の環境を整える

2. 運動や食事も大切に

日中に適度な運動をする習慣を

朝食をしっかりとり、規則正しい生活を心がける

就寝前はリラックスする時間に

3. 嗜好品は要注意

カフェインは控えめに

アルコール量は控えて寝酒をしない

紙巻以外の電子たばこや加熱式たばこでも禁煙を目指す

日頃、睡眠不足や睡眠の質が良くないと感じている人は、この機会に、あらためて自分の睡眠を見直して、よりよい睡眠が取れるように工夫してみてはいかがでしょうか。

[出典]

OECD Gender data portal

[参考]

寝ても疲れが取れないなら要チェック!あなたの睡眠の質 大丈夫ですか?|スマート・ライフ・プロジェクト

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