鹿沼市長選、元県議会議長の小林氏擁立へ 自民党支部 選挙戦濃厚に

小林幹夫氏

 任期満了に伴い6月2日告示、9日投開票で行われる鹿沼市長選で、自民党鹿沼支部は元県議会議長の小林幹夫(こばやしみきお)氏(70)=鹿沼市仲町=を擁立する方針を固めたことが14日、分かった。同支部は16日に幹事会を開き最終決定する見通し。

 小林氏は鹿沼市議を経て、2003年に鹿沼市選挙区から県議選に出馬し初当選。連続5期を務め、17年3月に議長に就任。23年の県議選で落選した。同党県連では21年から政調会長を務めた。

 鹿沼市長選を巡っては、現職の佐藤信(さとうしん)氏が2月に5選不出馬を表明。すでに立憲民主党で県連副代表を務めた県議の松井正一(まついしょういち)氏(58)が出馬表明をしており、選挙戦が濃厚となった。

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