育児に協力しないどころか、文句しか言ってこない夫。そんな夫の言いなりになるのは御免ですよね。今回は、筆者の知人Aさんから聞いたスカッとエピソードをご紹介します。
赤ちゃんが泣くとブチ切れする夫
生後半年の赤ちゃんを育てている専業主婦のAさん。そんな彼女には悩みがありました。
Aさんの夫は仕事熱心な反面、育児には全く協力してくれません。それどころか、帰宅後に赤ちゃんが泣いていると「家に帰ってくるとなおさら疲れるわ」と不機嫌になるのです。
夜泣きなんてしようものなら「うるせー！ 主婦のお前が泣きやませろ！」とAさんにキツく当たってくる夫。日に日にAさんは重いストレスを抱えていきました。
無理し過ぎて体調不良に
夫を怒らせると家庭内の雰囲気は最悪になるので、できるだけ夫の機嫌を損ねないようにAさんは気を使っていました。もちろん寝室は夫だけ別。Aさんが1人で赤ちゃんを寝かしつけていました。
さらに、夜泣きさせないために、日中は極力赤ちゃんと外出することに。その結果、まとまった睡眠が取れない上に休む暇もなかったAさんは、過労でダウンしてしまったのです。
義母に悩みを告白
そんなある日、近くに住む義母が赤ちゃんの顔を見にやってきました。「Aちゃん顔色悪いけど大丈夫？ 私が孫を見ていてあげるから、お医者さんに行ってきたらどう？」とAさんを心配してくれました。
義母の優しさに、今まで我慢していた感情が溢れてしまったAさん。夫が育児に協力してくれないこと、赤ちゃんが泣くと自分が怒られることなどを義母に打ち明けたのです。
モラハラ夫を成敗
その晩、夫の帰りを待ち構えていた義母。夜中に帰宅した夫は、家に義母がいることに驚きました。「母さん、こんな時間にどうしたの？」と言う夫に対し、義母は鬼の形相でこう説教したのです。
「赤ちゃんが泣くのは当たり前のことでしょう。オムツを替えてほしい時に、泣く以外にどうやって親に思いを伝えるの？ そんなことも知らないで親になったのかい？」
さらに「赤ちゃんが泣くのが嫌なら、お前が家から出ていきなさい！ もちろんウチにも帰ってこないでね！」とピシャリ。
実は、夫は大のマザコン。大好きな母から、キツく叱られたのがショックだったようで「俺は1人じゃやっていけないよぉ！」と大泣きしたのでした。
まとめ
夫の情けない姿に「大人のお前が泣いてどうするんだ」と呆れたというAさん。
それから夫は少しは改心したようで、赤ちゃんの泣き声について文句は言わなくなったそうです。夫のモラハラ行動に困った時は、一度親族に相談してみるのが得策かもしれませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：花澤ひかる
