【未明に最大震度5弱】県内で2人けが 50代男性ベッドから転落、60代女性つまづき転倒 福島【午前11時半現在】

15日未明に発生した、最大震度5弱を観測した地震で、福島県内では男女2人がけがをしました。

15日午前0時14分に福島県沖で発生した地震では、川俣町と楢葉町で最大震度5弱を観測しました。

消防によりますと、白河市に住む50代の男性が地震発生直後にベッドから落ちてけがをしたということです。また、県によりますと、郡山市に住む60代の女性がベッドの柵につまづいて転倒し、軽傷を負ったということです。

関根佑記者「JR郡山駅です。現在列車が止まっているということで、駅の構内には再開を待つ人の姿も見られます」

この地震の影響で、JR東日本では15日朝、東北本線の福島~新白河間や、水郡線の一部で始発から運転を見合わせました。午前9時半までにすべての路線で運転を再開させましたが、通勤や通学に影響が出ました。

タクシーを利用する人「けさ起きたら地震の影響で電車が動いていないので、急きょタクシーになった」 高校生「来たら地震の影響のため動いていませんということで、まじかと思った」

また、この地震で福島第一原発では、午前0時半ごろに、処理水の放出を停止しました。東京電力によりますと、原発構内のパトロールで、これまでに設備の異常は確認されておらず、15日中にも、処理水の放出を再開する見通しです。

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