LINEを使ったFX投資などを装ったSNS型投資詐欺が相次いで発覚し、約2億円を超える被害があったことが判明(静岡県)

静岡県内ではLINEを使ったFX投資などを装ったSNS型投資詐欺が相次いで発覚し、およそ2億円を超える被害があったことが判明しました。

県警によりますと、被害にあったのは吉田町に住む60代の女性です。SNSの投資勉強サイトを通じて「LINE」投資勉強会のチャットグループに誘導させられ去年11月中旬から今年3月上旬までの間、数十回にわたり現金およそ1億5800万円をだまし取られたということです。

県警によりますと、県内のSNS型投資詐欺における過去最大の被害額です。

さらに2023年11月ごろ、牧之原市在住の70代男性が「LINE」を通じて知り合った女性からFX投資を勧誘され、

現金およそ4600万円を指定された口座に振り込みだまし取られたということです。男性が出金しようとしたところ「手数料に1000万円が必要」と言われ、手続きに応じてもらえず、警察に相談して被害が判明しました。

このほかにも御殿場市では40代の女性が現金80万円をだましとられる被害が確認されています。

警察はSNSで知らない人から「投資」の話が出たら詐欺で個人口座にお金を振り込まないよう呼びかけています。

© 株式会社静岡第一テレビ