［ジュネーブ １４日 ロイター］ - ロシア・オリンピック委員会（ＲＯＣ）のスタニスラフ・ポズドニャコフ会長は１４日、今夏のパリ五輪をボイコットする意向はないと明言した。
ウクライナ侵攻を受け、ロシアと同盟国ベラルーシの選手による五輪参加は国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）から制限されている。両国の選手は「中立」の立場での参加を容認されており、国歌や国旗は使用禁止、団体競技への参加は認められない。
国営通信社ＲＩＡによると、ポズドニャコフ会長は「絶対に（五輪を）ボイコットしない。われわれは常に選手をサポートする」とコメントする一方で、「ＩＯＣが設けた条件は不当、不公平で、容認できない」とも訴えた。
