配信サイトTwitch「ウォッチパーティ」提供終了 理由は利用率の低下

配信コミュニティサイト・Twitchが、「ウォッチパーティ」機能の提供を4月2日(火)に終了することを発表した。

Twitchのウォッチパーティ機能は、2020年から提供開始されたサービス。

終了の理由について、Twitchは「一部のストリーマーはウォッチパーティを配信に取り入れているが、Twitch全体でのウォッチパーティの利用は年々減少しているため」と説明している。

配信者が視聴者と映画を一緒に楽しんだTwitchのウォッチパーティ

ウォッチパーティ機能は、ストリーマーたちが配信上で自身の視聴者と一緒に、Amazonのストリーミングビデオサービス・Prime Videoの番組や映画などを同時視聴できるサービス。

アニメシリーズを連続視聴する長時間配信や、ツッコミのチャットが集まるB級映画の視聴、過去の名作の紹介など様々な形でストリーマーたちに親しまれてきた。

終了の通知は、Twitchの英語版サポートページに掲載されているほか、ウォッチパーティ機能を利用したことのあるストリーマーへのメールでも通知されているようだ。

Amazon Prime Videoの同名の機能も終了

なお、AmazonのPrime Videoにも同名の「ウォッチパーティ」機能が存在。

こちらも「利用は全体として減少傾向にある」ことを理由に3月31日(日)に終了が予定されている。

Amazon Prime Videoのウォッチパーティ機能の終了が発表された際には、Twitchの機能についても様々な推測がなされていたが、今回正式に終了が発表された形となった。

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