「今はすごくやりやすい」リバプールで主力を担えている一番の要因は――遠藤航が自身の強みを分析!W杯優勝への強い想いも

今やリバプールに必要不可欠な存在となっている遠藤航が、自身の強みを分析した。

現地時間3月14日に開催されたヨーロッパリーグのラウンド16第2レグで、リバプールは、チェコ王者のスパルタ・プラハとホームで対戦。敵地での第1レグに5-1で大勝していたなか、6-1と再び圧倒的な力の差を見せつけ、2戦合計11-2で8強入りを果たした。

余裕の展開となり、3枚替えしたハーフタイムにベンチに下がるまで、アンカーとしていつも通り中盤を支配した遠藤は、試合後にインタビューに対応。スーパースター揃いで、世界屈指の競争力を誇るチームにおいて、「主力を担えている一番の要因は何か」と問われ、次のように答えた。

「1つ挙げるのは難しいけど、守備のオーガナイズだったり、周りを助けるプレーだったり、奪う力だったり。もちろん前に(パスを)つけるところも含めて、周りの選手たちがどう個人の良さを活かせるかは、自分の中で一番意識している部分。自分の良さプラス、周りをどう活かすかは、今はすごくやりやすく感じながらプレーできているので、そこら辺は良い部分だと思う」

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同日には、北中米ワールドカップ予選で北朝鮮と2試合を戦う、日本代表のメンバーが発表された。不動のキャプテンとして、2年後の大舞台に向けては、こう意気込みを示した。

「もちろん、ワールドカップの目標は優勝と常に言っているので、そこは変わらず目ざしていきます。ただ、予選を勝ち進まなきゃいけないので、次の北朝鮮2試合は、アジアカップ後、最初の代表ってことですごく大事。個人個人が、所属クラブで活躍しているものを、ポジティブなエネルギーをしっかり持って合流することが大事だと思う」

リバプールと日本代表の心臓、遠藤に懸かる期待は、増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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