コロナの影響も…思い出の学びや巣立つ 札幌市内の中学校で卒業式

札幌市内の多くの中学校できょう卒業式が行われ、生徒たちが思い出に満ちた     母校を巣立ちました。

北区の北辰中学校では、184人の卒業生が式に臨みました。小沢保範校長は「みなさんの未来に無限の可能性と希望が広がっている。どんなことにもしなやかに粘り強く対応できる人、出会いを大切にする人になってほしい」と祝辞を述べました。

卒業生代表の沢富士子さんは「北辰中学校で学べたこと、本当に幸せでした。3年間私たちにかかわってくれたすべての皆さんに感謝します」とスピーチしました。

ことしの卒業生は入学から2年間、新型コロナの感染拡大で主な学校行事が中止されるなどの影響を受けました。合唱では涙をこらえながら懸命に歌う卒業生の姿も見られました。

札幌市内の96の市立中学校ではこの春、1万4710人が卒業する予定です。

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