百科事典系サイト「アニヲタWiki(仮)」でウイルス騒動 原因は管理人が設置した広告

無料Wikiサイト「アニヲタWiki(仮)」で、管理者が設置した広告により、ページ閲覧時にウイルスソフトなどが反応する問題が発覚。

レンタルWikiを提供する株式会社アットウィキが、声明を3月15日(金)に公式Xで発表した。

アットウィキ社はユーザーに対し「ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」と謝罪。管理者が設置した広告はアットウィキ社が削除しており、声明の発表時点で問題は解消したと説明している。

累計1億5千万PVの百科事典系サイト「アニヲタWiki(仮)」

「アニヲタWiki(仮)」は、アニメ・漫画・ゲームなどを中心したエンタメ・カルチャー系の百科事典(インターネット上の誰でもWebページの作成・編集などができるサイト)。

とあるネットユーザーが運営していた「アニヲタの集い(現在は閉鎖)」を前身(外部リンク)としており、現在はゲーム攻略情報に特化したウィキレンタルサービス・アットウィキを使用し、有志によって運営されている。

執筆現在、「アニヲタWiki(仮)」の項目数は5万超、閲覧数(PV)は累計1億5千万を記録している。

「実際にはウィルスではなく、サイト閲覧しても問題ありません」

騒動の発端となったのは3月15日。

「アニヲタWiki(仮)」に、管理人によってウイルス感染のリスクがあるサイトに遷移する広告スクリプトが追加されているという投稿が、Xなどで話題になっていた(外部リンク)。

今回の声明発表に際し、アットウィキ社は「実際にはウィルスではなく、サイト閲覧しても問題ありません。現時点で、実際に感染したという報告もありません」と、ユーザーに説明。

また、他のアットウィキを使用したサイトについても、問題はないとしている(外部リンク)。

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