北陸新幹線敦賀開業を前に空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が3月15日、福井県と石川県で予行飛行を行った。福井県によると、16日は県内では21年ぶりの展示飛行となり、福井駅上空で見せる大空に絵を描く演目の実施は県内初とみられる。一足早く福井駅上空で見せた華麗な舞に、X(旧Twitter)上では、「すげーええええ」「福井にサクラが咲いた」と感動の投稿が相次いだ。
ブルーインパルスの福井県内での展示飛行は、2003年の若狭路博以来。16日は福井駅上空で巨大な「さくら」「ハート」「サンライズ」をスモーク(煙)で描くなど「編隊連携機動飛行」の6演目を15分間予定している。県はおすすめの観覧場所を足羽川左岸の桜橋―泉橋間としている。他の3駅はスモークを出しまっすぐに飛ぶ「航過飛行」を行う。
15日の予行飛行でも福井駅上空で六つの輪を描く「サクラ」などの演目が行われた。X上では、飛行するブルーインパルスを収めた写真や動画とともに、
「うおおおおお!福井駅上空にブルーインパルス!!!!!リハーサル飛行っぽいが、あまりにも突然のことで声出た。」
「思ったより演目やってくれてテンション上がった」
「仕事中見れて超ラッキー」
「ご近所さん達が集まっていたので声をかけたら今から来るとのことで!ワイワイ盛り上がりました」
などと興奮気味の投稿が多く見られた。また、無料開放されている福井県庁屋上にも予行飛行を見ようと100人以上の人が集まった。予行飛行のスケジュールは公表されておらず、早くから訪れた人も。ただ、ブルーインパルスが姿を現す前に無料開放終了の午後2時を過ぎてしまい、屋上を後にしていた。
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