北陸新幹線・敦賀延伸に合わせて待合室をリニューアル 「乗客と鉄道支える人のつながり」を表現 群馬・JR高崎駅

従業員や利用者の姿が新たに描かれた新幹線ホームの待合室

 北陸新幹線金沢―敦賀間が16日に開業することに合わせて、JR東日本高崎支社は15日、JR高崎駅(群馬県高崎市八島町)の新幹線ホーム上にある待合室をリニューアルした。「鉄道に関わる人の想い・仕事への誇り」などをテーマに、白色や青色のシールで夜間点検に取り組む従業員や利用者の姿を描いた。

 「お客さまへの感謝」もテーマの一つ。清掃やイベント開催など各種業務に取り組む従業員の様子を大胆に取り入れたほか、線路をイメージしたリボンの上を利用者が歩くことで「お客さまと鉄道を支える人のつながり」を表現した。

 デザインを考案した同支社高崎建築設備技術センターの掛川佳歩さん(27)は「線路は全てお客さまのおかげでつながっているということを表現した。運転士以外にもさまざまな仕事があることを知ってほしい」と話していた。

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