欠員２となった鳥取県議会鳥取市選挙区の補欠選挙が１５日告示され、新人３人が立候補しました。
鳥取県議会鳥取市選挙区の補欠選挙に立候補したのは、届け出順に日本維新の会の新人玉木裕一さん４６歳。
無所属の新人で自民党県連が推薦、公明党県本部が支持する山本暁子さん４２歳。
無所属の新人で立憲民主党などが推薦する吉田正さん６５歳の３人です。
今回の補欠選挙は、逮捕や有罪判決など不祥事で県議２人が辞職・失職し、鳥取市選挙区が欠員２となったため行われます。
届出を済ませた３人はそれぞれ選挙事務所前で第一声を挙げました。
今回の県議選出馬のため鳥取市議会議員を辞めた玉木さんは、議員報酬カットや
議員定数削減などの県議会改革や若者のための教育無償化などを掲げています。
維新の組織力は未知数ですが改革への熱意を強く訴えていく選挙戦となります。
猟師でＩＴエンジニアの山本さんは、ＩＴ技術で支える地域づくりや子育て・教育の支援などを訴えています。推薦する自民党の組織力を活かし、若さや唯一の女性候補である点もアピールして票の獲得を目指します。
連合鳥取職員の吉田さんは労働者の権利を守り、働く人を大事にする社会の実現などを訴えています。連合加盟の労働組合などを土台に、推薦する立憲民主党などの
支持層も取り込んで、得票につなげたい考えです。
２議席を巡り新人３人が火花を散らす９日間の選挙戦、投票は３月２４日です。
