回転寿司店で、店員「ウソでしょ!?」会計時に大事件! → テーブル席で目撃した【驚きの光景】とは!?

これは私が学生時代、回転寿司店でアルバイトをしていたときの話です。ホールでお客さんが食べたお皿を数えて会計札を渡した後、テーブルを片付けていました。そのとき見つけた、テーブルの下に山積みになっていたものとは⁉

ftnews.jp

アルバイト先の回転寿司店

私は学生時代、家の近くにオープンしたばかりの回転寿司店でアルバイトをしていました。
当時はまだ回転寿司店は数も少なく珍しかったため、とても人気で連日たくさんのお客さんでにぎわっており、特に私がアルバイトに入る土日は家族連れで常に満席でした。

学生アルバイトの私は、ホールスタッフとしてお客さんが食べたお皿の枚数を数えたり、会計をしたり、テーブルを片付けて次のお客さんを案内したりするのが主な仕事でした。

忙しいアルバイトのある1日

その日も、いつも通り夕飯時には満員の店内で忙しく働いていました。
当時の回転寿司店ではまだ、食べたお皿を色別に分け、枚数を数えてお客さんにも確認してもらい、会計の札に書き込んで渡すというシステムでした。お皿は、色別で値段が異なるため、お会計で何色の皿が何枚あるのか確認するのが必須です。

私が会計に呼ばれたのは、ごく普通の4人連れの家族。
4人家族にしてはお皿の枚数が少ないなとは思いましたが、特に気にせず色別にお皿を数えて、「100円のお皿が〇枚、150円のお皿が〇枚、200円のお皿が〇枚になります」とマニュアル通りに復唱し、会計札に記入してお客さんに渡しました。

びっくり仰天の光景

会計札を渡すと、レジに向かい帰って行った家族を見送ります。混雑した店内で次のお客さんを通すため、急いでテーブルを片付けながら、床に落ちたゴミを拾おうとしゃがんだときでした。

「えっ‼ 噓でしょ⁉」私が目撃したのは、目を疑うびっくり仰天の光景。
テーブルの下の隅っこに、食べた後の寿司のお皿が山積みになって置かれていたのです。
しかも、そのほとんどは値段の高い200円のお皿でした。

慌てて店長を呼びましたが、その時にはもうその家族連れの姿はありませんでした。
お皿を数えるときにしっかり確認しなかった私にも責任はあると反省しましたが、当時まだ10代の学生だった私には、そんなことをする人がいることが信じられず、びっくりしてしまいました。

その後

後から思えば、お皿を数えているときもどこか落ち着かない様子だったり、家族連れにしてはお皿が少なかったり慌てて帰って行ったり、不審な点も多かったです。それでも、まさか子どものいる家族連れでそんなことをする人がいるなんて、思いもしませんでした。

当時はお店の入り口と駐車場くらいにしか防犯カメラもなく、結局犯人を特定することはできませんでしたが、それからはお皿の枚数を数えた後は必ずテーブルの下も確認することがマニュアルに組み込まれました。

今はタブレットで注文したり、自動でお皿を数えたりするシステムを導入する店も増えていますので、今後はこういった事件は少なくなるのかもしれませんね。

それにしても、あの時の家族連れの子どもは親がしていることをどんな気持ちで見ていたのかと思うと、悲しくなります。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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