VTuber富士葵「中華式ヌン活」紀行 お姫様気分で飲茶を堪能

イギリス発の喫茶習慣・アフタヌーンティーを、ホテルのティーラウンジやカフェ・レストラン・専門店などで楽しむ「ヌン活」。

上品でお洒落なひとときを過ごせる趣味として、20代~30代の女性を中心に2022年よりにわかにブームとなっています。

そんな「ヌン活」のレポートをVTuber・富士葵さんが体当たりで挑戦する企画「VTuber富士葵は“ヌン活”を満喫したい」も、今回で第3弾です。

3回目は、アフタヌーンティーとしては変化球の「飲茶(やむちゃ)アフタヌーンティー」に挑戦。普段から中国茶が大好き、という富士葵さんの感想やいかに。

プリンセスのようなテーブルではじめての「飲茶タワー」

富士葵 みなっさ~ん! 富士~~~葵ですっ! アフタヌーンティーをご紹介するこの企画ももう3回目です。

今回はどんなお店にしようか、わくわく検索していたのですが、ふと目に留まったのが「飲茶タワー」!

飲茶(中国茶を飲みながら、点心と呼ばれる中華料理の軽食や菓子を食べること)のアフタヌーンティーってなんだか想像できないですよね。

富士葵 ということで今回訪れたのは、REIKASAI GINZA (東京・中央区)さんです。

銀座の高級中華。葵はすこぶる緊張していました(駅を大幅に乗り過ごしてしまい少々遅刻。本当に申し訳ありませんでした……!)

しかし、お店に入ってみると意外や意外。なんていうんでしょうか、とてもお姫様な光景が浮かんでいました。

富士葵 まずは、飲み物を選びます。アフタヌーンティーといえば、紅茶やハーブティーのイメージがありますが、REIKASAI GINZAさんは中国茶が飲み放題

葵は中国茶が大好きなので、そこがこのお店を選んだ理由の一つでもあります!

富士葵 飲茶のタワーと蒸篭(せいろ)が登場(飲茶タワーの写真は2名分です)。

飲茶タワーの引き出しを開けると、くるくるとまるめられたメニューが入っていました。どの飲茶なのかメニューと照らし合わせながら食べるのも楽しそう!

「排毒茶」「健胃茶」「韮菜包」……みなさん読めますか?

富士葵 最初に何をいただこうか迷った結果、1つ目は「翡翠(ひすい)ぎょうざ」に。

富士葵 たけのこの味がしっかり効いていて、イカの旨みが鼻に通り、食欲をそそります。

そろそろ中国茶(厲家菜オリジナルブレンド「健康茶」)の注文をと、2杯目に選んだのが「排毒(はいどく)茶」。

富士葵番茶と黒ウーロン茶の間みたいなお味で、食べ物との相性抜群。家につくり置きしておきたい。

カニとエビは最後のお楽しみに取っておきたかったので、次にいただく点心は「ココナッツ団子」と「桃マン」。どちらもふわふわで美味しい!

ココナッツ団子は、噛んだ瞬間のココナッツの香りがとにかくすごい。カスタードは甘さ控えめで、お食事の合間にも美味しくいただけました。

富士葵 続いては、「韮菜包(じゅうつぁいぱお)」。

周りの点心より一回り大きく、食べ応え抜群。プリもちの生地に包まれたニラ饅頭。このニラの香りはご家庭じゃ真似出来ない!

富士葵 次の飲み物は、「健胃茶(けんいちゃ)」。大好きなジャスミン茶がベースとなっていて、ローズヒップのほのかな香りがしました。

そして今さらだけど、毎回出てくる茶器が本当に可愛い♡

富士葵ぷりっと海老ハーカオ」と「かに小籠包」は、口につるんと入れてよく味わって、(小籠包の)ポウの部分がなくなった時、海鮮の香りがグンと来る美味しさでした。

ソムリエもハマる中国茶の魅力

富士葵 ここで葡萄(ぶどう)のバッチを付けた方が、サーブ(料理を提供すること)に来てくれました。

富士葵「ソムリエさんですか?」
ソムリエ「そうです。どっちかというと飲むリエですけど(笑)」
富士葵「ソムリエさんだと、中国茶の香りの違いとかも分かるんですか?」
ソムリエ「いや、中国茶は本当に奥が深くて、僕はまだまだです」
富士葵「そうなんですね! 種類も多いですもんね」
ソムリエ「知り合いの中華で働いているソムリエは、ソムリエ資格取ったはいいけど中国茶にハマって、中国茶の資格も取ってました」

富士葵思わず話しかけちゃいました。夜営業のワインは、ソムリエさんが選んでくれるのか……。

結局、お茶も時間内に全種類いただいちゃいました! 中国茶は色んな効能があり、体の温まり方も普段より高い気がします。

抗老化茶(こうろうかちゃ)」は、その名の通り老化防止に良いとされており、ライチの香りが印象的で、桃に近い少し甘いお茶でした。

他にも、体の溜まった毒素を排出する効果のある「補陽茶(ほようちゃ)」や、血液の流れを良くする効果のある「養肝茶(ようかんちゃ)」など、飲み比べできるのも魅力的。

豚肉たっぷりのちまきでお腹を満たし、最後に取っておいた「皇帝海老入りシュウマイ」へ。

富士葵 口に入れた瞬間のぱつぱつの食感とお肉の香りがすーんごい!そして、次第に海老と椎茸(?)の旨みが広がりました。葵が一番好きなお味!

最後にマンゴープリンを。

言い方は悪いかもしれませんが、人工甘味料の味ではなく、甘さ控え目、むしろ酸味があるぐらいのマンゴーがさっぱりとしていて、締めのデザートにぴったりでした。

最後にソムリエの藤田弘介さんと副支配人の原嶋盛夫さんと記念写真をパシャリ。とても暖かくお話してくださってありがとうございました!

富士葵 スイーツがあまり得意ではない方も、ぜひ飲茶のアフタヌーンティーを試してみてくださいね!

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