米3月ミシガン大消費者信頼感76.5に小幅低下、インフレ期待は横ばい

[ワシントン 15日 ロイター] - 米ミシガン大学が15日発表した3月の消費者信頼感指数(速報値)は76.5と2月の76.9から小幅に低下した。ロイターがまとめた市場予想は76.9だった。

調査ディレクターのジョアン・スー氏は声明で「消費者は、現在景気が良くなっている、あるいは悪くなっているというシグナルをほとんど感じていない」と指摘。「実際、多くの消費者は、特に長期的な経済の軌道について、今年11月の選挙の結果が出るまで判断を保留している」と述べた。

現況指数は79.4と前月から横ばい。一方、期待指数は74.6と前月の75.2から小幅に低下した。

1年先の期待インフレ率は3.0%で横ばい。5年先の期待インフレ率も2.9%で4カ月連続で横ばいだった。

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