4月15日に全線開通する富山県の立山黒部アルペンルートで、高原バス道路の除雪が進んでいる。青空が広がった15日、カーブが連続する七曲(ななまがり)(標高1680メートル)では雪原に曲線が描かれていた。
高原バス道路を管理する立山黒部貫光によると、同ルートの除雪区間は立山駅(同475メートル)から室堂(同2450メートル)までの総延長約31キロ。除雪は11日時点で弘法(同1630メートル)まで1車線が終わり、その後も作業が進められている。室堂の積雪量は同日時点で7.1メートルと、昨年同期より1.5メートル多い。