沖縄県の琉球大学は2月25日に実施した一般入試前期日程を欠席した受験者1人に誤って合格通知を出し、その後取り消したと15日に発表した。欠席者の席に別の受験者が誤って座ったことなどが原因。琉大は2人に正しい合否判定を伝え謝罪した。
ミスがあったのは、工学部工学科の試験。席を間違えた受験者は、答案用紙にも自分の受験番号ではなく、机に貼られた欠席者の番号を記入していた。顔写真で本人確認していた試験監督者も気付かなかった。
琉大は「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に取り組む」としている。(社会部・普久原茜)