パッと華やか、冬咲きダリア 川西・置賜農高生が栽培

ハウス内で栽培している色とりどりの冬咲きダリア=川西町・置賜農業高

 川西町の置賜農業高(平田忠宏校長)の生徒が加温ハウス内で栽培している「冬咲きダリア」が見頃を迎えている。本来は秋が見頃だが、生徒たちが一生懸命手をかけた、色とりどりの町の花が咲き誇っている。

 同校園芸福祉科の1~3年生が昨年の9月下旬から10月上旬に植え付け、水管理や芽かきといった作業をしてきた。昨年末ごろから咲き始め、現在は薄桃色の「ピンクダイヤモンド」、オレンジ色の「魅せる青春夢舞台」、黄色の「チョメル」などが満開となっている。

 実習のために栽培しており、依頼があれば町内のイベントに切り花を出品している。1年渋谷倖子さん(16)は「ダリアは色がとてもきれい。手入れをした分、切り花やフラワーアレンジメントなどで大勢の人に楽しんでもらいたい」と笑顔を見せた。

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