静岡県内企業の景況感3期ぶりにマイナスに 中国経済の先行き懸念で自動車関連がマイナスに転じたことが要因か

静岡財務事務所がまとめた県内企業の景況感を示す指数が、3期ぶりにマイナスに転じたことが分かりました。

法人企業の景気予測調査は、静岡県内に本社を置く資本金1000万円以上の企業を対象に、3か月ごとに行っていて、今回は県内の266社から回答がありました。

1月から今月にかけての景気について、「上昇した」と答えた割合から「下降した」と答えた割合を差し引いた指数は、全産業でマイナス9.0と3期ぶりにマイナスに転じました。

完成車メーカーや自動車関連などの「輸送用機械」の出荷停止の影響や、中国経済の先行き懸念でマイナスに転じたことなどが要因です。

次の4月から6月の3カ月は全産業でプラスに転じる見通しということです。

© 静岡朝日テレビ