栃木市巴波川では恒例「うずまの鯉のぼり」 「いいこい」のごろ合わせで1151匹が蔵の街を彩る

広く高気圧に覆われて各地で春めいた陽気となった15日、栃木市では恒例の鯉のぼりが飾られ、蔵の街を彩っています。

栃木市の中心部を流れる巴波川で15日から始まった「うずまの鯉のぼり」。これは遊覧船を運航するNPO法人・蔵の街遊覧船が2012年から行っていて、春の風物詩となっています。

15日は、蔵の街遊覧船のスタッフやボランティアおよそ30人が早朝から集まり、飾りつけの仕上げを行いました。

常盤橋から巴波川橋の下流までのおよそ600メートルの間に「いいこい」のごろ合わせで1151匹の鯉のぼりが飾られます。

爽やかな陽気の中、鮮やかな鯉のぼりたちがいきいきと泳いでいました。「うずまの鯉のぼり」は5月15日まで行われます。

宇都宮地方気象台によりますと、15日は高気圧の影響で南から暖かい空気が入ったため、各地で青空が広がりました。最高気温は小山で18.8℃、佐野で18.7℃、宇都宮で18.2℃、真岡で17.9℃など、多くの地点で4月中旬並みになりました。

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