ネットカジノ運営に関与、常習賭博容疑で逮捕の暴力団幹部を不起訴 鹿児島地検、処分の種類明らかにせず

 鹿児島地検は15日までに、インターネットカジノ店へのポイント販売や仲介に関与したとして、常習賭博の疑いで逮捕・送検された指定暴力団六代目山口組傘下組織幹部の男性(65)を不起訴処分とした。処分の種類は明らかにしていない。12日付。

 事件を巡っては、鹿児島市の集合住宅の1室でゲームに必要なポイントを有償で客に付与し、賭博をさせたとして、県警が従業員5人を逮捕していた。

 男性は5人らと共謀、2022年3月ごろから23年11月25日までの間、市内3カ所を移転しながら、パソコンを使って客に賭博をさせた疑いで2月20日、県警に逮捕されていた。

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