「俺だったら呼ばない」闘莉王が長友の代表復帰にモノ申す!「歳とか、そういう問題ではない」

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が3月15日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。久しぶりに日本代表に招集されたFC東京のDF長友佑都について語った。

【動画】闘莉王が長友佑都のサプライズ選出を語る
2026年の北中米ワールドカップ・アジア2次予選の北朝鮮戦に臨む森保ジャパンに、37歳の長友が22年のカタールW杯以来の復帰を果たした。

闘莉王氏は今回の代表選出に「俺だったら呼ばない」と自身の見解を示し、その理由を次のように語る。

「歳とか、そういう問題ではない。FC東京でも去年からあまり調子が上がらない。パフォーマンスを見ていると少し落ちているような。今の日本代表の中では少し実力的には下なのかなと。今までの成績とかやってきたこととは別として。絶好調の佑都なら、40歳でも45歳でも呼ぶけど、少し衰えている感じがする」

長友はFC東京で、日本代表で主戦場にしてきた左SBではなく、右SBで起用されている。闘莉王氏はこの点も不安視する。

「左サイドで絶好調で、めちゃくちゃアシストして、例えで言うと(ヴィッセル神戸のFW)大迫(勇也)のようにめちゃくちゃ活躍して、代表に行った時よりも今の方が活躍しているぐらいなのであれば、呼ぶべきだけど、今回はそうでない。穴埋めのような感じに見える。違う選手もいたのかな」

FC東京で左SBの座を確保しているバングーナガンデ佳史扶の方が代表にふさわしいと考え、「佑都が良ければ右じゃなくて左で出ているはず」と指摘。「佑都の存在は計り知れない」と認めつつ、「問題はそこにあるわけじゃない」という。

左SBが本職ではない町田浩樹、谷口彰悟でも同ポジションが務まると見立て、「佑都が欠かせない存在かというと、今のパフォーマンスを見ていると、そうではないと思う」と主張した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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