「ただ気分が悪かったから...」ロバーツ監督に“卵を投げつけた”24歳男性を拘束! 韓国紙もあるまじき行為に憤慨「国際的な恥さらし」

大谷翔平フィーバーが巻き起こる裏で、とんでもない事件が起きていた。

サンディエゴ・パドレスとの開幕シリーズ(20日から2連戦)に向け現地3月15日、大谷をはじめロサンゼルス・ドジャースの選手らが韓国入りした。仁川国際空港にはスーパースターを一目見ようと多くのファンが詰めかけ、熱気を帯びていた。

そんななか騒然とする出来事が起きていた。とある男性が突然、デーブ・ロバーツ監督に生卵を投げたのだ。幸いにも監督には当たらず大事にはならなかったものの、世界中のファンやメディアが注目するなかでの出来事だけにネット上では怒りの声が続々と上がった。
午後3時8分頃に第1ターミナルで選手団に向かって卵を投げた疑いで、暴行容疑として逮捕されたのは24歳の男性だ。「容疑者は卵を投げつけたあと、すぐに第1ターミナルの3階に移動し、乗客待機用の椅子に座っていた」と韓国紙『東亜日報』が伝える。

同容疑者は「外国人選手をなぜ歓迎しないといけないのか」と疑問を口にし、「ただ気分が悪かったから生卵を投げた。ロバーツ監督に狙ったわけではなく、選手団に向かって投げた」と供述している。

また『edaily』は、「生卵を投げた犯人は20代の男性で、警察によれば過去に精神科の治療を受けていた」と報じている。それでも同メディアは「生卵を投げつける行為が、国際的な恥さらしであったことは避けられない」とあるまじき行為と記している。

現在、警察は被害を受けたドジャース側に連絡し、処罰する意向があるか確認中だ。暴行罪は被害者側が処罰を望まない場合は罰せられない。警察関係者は「被害者に処罰の意思がない場合は、同容疑者を釈放する予定だ」と話している。

構成●THE DIGEST編集部

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