“大谷翔平フィーバー”に同僚アウトマンも驚き「まるでエルビスのようだ。彼を一目見ただけで誰もが叫ぶ」

開幕前から“オオタニ・フィーバー”が止まらない。

3月15日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、サンディエゴ・パドレスとの開幕シリーズが行なわれる韓国・ソウルの仁川国際空港に到着。ロビーに大勢の人だかりができ、日本の偉才が真っ先に愛妻を連れて登場した際には、その姿を一目見ようと詰めかけていたファンから大歓声が上がるなど、凄まじい熱狂ぶりだった。

新シーズンに向けて日を追うごとに存在感が増している大谷。行く先々で大きな声援を送られてきたスーパースターだが、なかでも今季はキャンプ地に多くのファンや日米メディアが殺到するなど、開幕前から異様な光景を作り上げている。また、こうした盛り上がりには、新天地ドジャースのチームメイトも驚きを隠せないようだ。

米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が掲載した記事によると、なかでもジェームズ・アウトマンは、「クレイジーだ」と話し始め、「彼(大谷)がここに来た初日、スプリングトレーニングが始まる前でさえ、朝6時からカメラマンやレポーターたちがフェンスの後ろに並んでいるのを見た」と振り返っているという。
さらに、「毎日そんな感じで、とにかく何でも撮ろうとするんだ」と続けた26歳の外野手は、“キング・オブ・ロックンロール”の異名を持つ伝説のアーティストを引き合いに出し、「彼(大谷)は、まるでエルビス(・プレスリー)のようだ」とコメント。「彼を一目見ただけで誰もが叫ぶ」と周囲の様子を表現していた。

そして韓国でも相変わらずな人気ぶりの大谷。今後は、17日に韓国プロ野球のキウム・ヒーローズ、18日に韓国代表と前哨戦2試合を行ない、20、21日のパドレス戦に向けて調整する予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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