犬肉と猫肉を販売、ベトナム人男女を逮捕

特区政府漁農自然護理署は今年2月、食物環境衛生署とともに抜き打ち捜査を実施し、旺角で犬肉・猫肉の違法販売を摘発した。香港メディアによると、上海街のビルの一室から食用として提供しようとしていたと見られる犬肉と猫肉が約35キロ見つかり、当局が押収した。その部屋では無免許で食堂を経営していたという。逮捕および起訴された男女4人はいずれもベトナム国籍だった。うち1人の保釈が3月12日に認められたが、今後は4月11日に裁判が行われる予定だ。香港では『猫狗規例』によって、いかなる者でも犬または猫を屠殺し食用とすることを禁じている。無論それが人間以外の食用であろうと認められない。また、犬肉および猫肉を販売、使用すること、他人による猫・犬肉販売を認めること、食物とすることは禁じられている。違反した場合は有罪となり、5000ドル以下の罰金および6カ月以下の禁固刑となる。漁農自然護理署では、違法行為は絶対に容認できない、厳格に処罰するとしている。もしも販売を見つけたらホットライン1823へ通報し、犬猫肉は買わないよう呼び掛けている。

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