「この世のものじゃない」スノボ競技史上初の“超絶トリック”成功の米選手を米経済誌『Forbes』&ファン大絶賛!「過去最大にエキサイティングな瞬間だ!」

スノーボードの世界最高峰コンテスト、デュー・ツアーが3月10日、米コロラド州カッパーマウンテンで行なわれ、男子ハーフパイプ(スーパーパイプ)の決勝で、アメリカのルーカス・フォスターが、男子ハーフパイプ競技で史上初となる“アーリーウープ・ダブルマックツイスト”を成功させて、話題となっている。

アメリカの経済誌『Forbs』は11日、「ルーカス・フォスター、デュー・ツアーで史上初のアーリーウープ・ダブルマックツイストを決めた」と題し、フォスターの快挙を称える記事を更新。「フォスターは、2022年に習得したトリックを成功させた映像をインスタグラムで共有しているが、これまで彼も他の誰も競技ではそれを成功させることができなかった」と伝え、さらに「これ以上、優れた脚本やストーリーはあり得ない」と高く評価した。

フォスターの圧巻のライディングにデュー・ツアー公式も反応。「フォスターは記録された最も高いエアーを組み合わせ、19フィート9インチを出しながら大会初のアーリーウープ・ダブルマックツイストをぶちかました」と綴り、試合の映像をアップロードした。

さらにフォスターが試合後、自身のインスタグラムに、同動画と表彰台でトロフィーを掲げる写真をアップロード。その投稿にも「私たちはまだこれを1日に少なくとも5回リプレイしています」と大会公式アカウントがコメントを寄せたほどの驚愕ぶりだ。
投稿をチェックしたスノーボードファンからは「なんてこった!」「ビビった!」「凄すぎる」「過去最大にエキサイティングな瞬間だ!」「今まで見たなかで一番狂ってる!」「スーパーパイプはこの世のものじゃない‼」「鬼のメンタル!」「信じられない!」「20年間スノーボードのコンテストを見てきたなかで、最もエキサイティングなもののトップ5の一つだ」などと快挙を称えるコメントが寄せられた。

なお、スノーボードの世界最高峰コンテスト、デュー・ツアーの男子ハーフパイプ(スーパーパイプ)の決勝では、1位は日本の平野歩夢、2位には同じく日本の戸塚優人、3位にアメリカのルーカス・フォスターという結果になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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