電車、バスで黒部探訪 乗り放題「くろワン」開始

出発式で運転士に花束を贈る園児=富山地鉄新黒部駅

 黒部市内の富山地鉄が500円で1日乗り放題となる「黒部ワンコイン・フリー(くろワン)きっぷ『楽駅停車の旅』2024春」(富山新聞社後援)が北陸新幹線敦賀開業に合わせ16日、スタートした。4月29日までの土日祝日、電鉄石田-宇奈月温泉駅間の列車と新幹線市街地線、生地循環線バスが乗り放題となる。

 公共交通の利用を促そうと、黒部まちづくり協議会ワンコインプロジェクトと富山地鉄が春と秋に実施し、35回目を迎えた。

 北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅ふれあいプラザで出発式が行われ、菅野寛二プロジェクトリーダー、竹澤準富山地鉄鉄軌道部長、武隈義一市長があいさつ、新幹線延伸を機に公共交通を生かしたまちづくりをさらに推進することを誓った。

 荻生保育所園児が電車の運転士に花束を贈った。

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