京都・福知山マラソンに新種目「リレー」次大会から導入へ

参加者の獲得策について話し合った検討会(福知山市内記・ハピネスふくちやま)

 京都府福知山市は参加者の低迷を受けて運営の在り方を見直している福知山マラソンについて、次回の参加定員を昨年に引き続き6千人で維持するとともに、新種目として2人で42.195キロをつなぐ「リレーマラソン」を導入する方針を固めた。

 市民ランナーや地元経済界などでつくる検討会議が13日に同市内記のハピネスふくちやまで開かれ、市が明らかにした。

 会議では、参加者の確保に向けて「応援に訪れた家族を対象にした観光ツアーを企画しては」「連続参加したランナーが分かるゼッケンにしてほしい」などの意見が出た。毎年11月23日に固定している大会日程を日曜開催に変更したり、参加賞の充実を求めたりする案も上がった。

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