ごぼう茶やニンニク塩麹など認定 「三沢ブランド特産品」新たに6商品

認定証を手に記念写真に納まる事業者ら

 三沢市は、地元の農畜水産物を使って市の魅力を発信する「三沢ブランド特産品」に、新たに6商品を認定した。13日は市役所で認定証交付式が開かれ、商品を製造する各事業者が地場産品のPRや販路拡大に向けて決意を新たにした。

 認定事業は、同市の特産品の知名度向上や消費拡大、地域経済活性化などを目的に2020年度から始まり、これまで計25商品が認定されている。今回認定された商品の認定期間は26年3月末まで。

 交付式では小桧山吉紀市長が各事業者に認定証を手渡し、「商品が三沢ブランドの価値をさらに高めてくれるのは間違いない。今後、市を代表するお土産、贈答品になるよう、関係機関と連携して周知を図っていく」と話した。

 今回認定された「熟成ごぼうの焙煎茶」を製造する、「空飛ぶごぼうPROJECT」の金渕良子代表は「癖のないお茶を作ることに集中した。全国に向けてというよりは、地元の人に地元のごぼうを好きになってほしい」と語った。

 認定商品と事業所は次の通り。

 ▽三沢ニンニク塩麹(こうじ)(高蔵ホーク)

 ▽青森りんごのたまご、こだわりたまごのドーナツ(7種)、あじぷりん(全卵、卵黄)、三沢アメリカンチョコケーキ(以上東北ファーム)

 ▽熟成ごぼうの焙煎(ばいせん)茶(空飛ぶごぼうPROJECT)

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