大谷翔平、2打席連続三振で交代 快音なしもフルスイングに韓国ファン拍手

◆ 20、21日に韓国でパドレスとの開幕2連戦

ドジャースの大谷翔平選手(29)が17日、韓国プロ野球・キウムとのエキシビジョンマッチ(高尺スカイドーム)に「2番・指名打者」で先発出場。2打席連続三振で途中交代となったがファンから大きな拍手が送られた。

第1打席に名前がコールされると大歓声を浴びた大谷。一死無走者でキウムの先発右腕・フラードと対戦し、カウント2-2後の高め直球を空振りし三振に倒れた。2回の第2打席は一死一、三塁の好機で再びフラードと対峙。この打席もカウント2-1後の高め直球にバットが空を切り2打席連続三振に倒れた。

4回に3度目の打順が巡ってきたが、ロバーツ監督が試合前に予告していた通り代打を送られ2打席で途中交代。韓国での初戦は2打数無安打2三振に終わったが、豪快なフルスイングに場内からは大きな拍手が送られた。

ドジャースは初回、1番・ベッツ、2番・大谷が凡退したあと、3番・フリーマンが特大の右越えソロを放ち先制。2回以降も8番・ヘイワードの適時二塁打などで加点し3回までに4点を奪った。

ドジャースは3月20、21日に韓国でパドレスと対戦する開幕シリーズに備え15日に訪韓。大谷は2月29日に結婚を発表した元バスケットボール選手の田中真美子夫人(27)とともに韓国入りし空港でファンの祝福を受けた。

昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念する昨季のア・リーグMVP。13日(日本時間14日)までは米アリゾナ州で調整し、オープン戦は8試合に出場して打率.500(22打数11安打)、2本塁打、9打点と好調を維持していた。

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