<お祝いは不公平?>結婚や出産した同僚を【祝いたくない社員】→ ケチをつける理由に唖然、、、

これは、私の職場にいるケチな同僚の話です。数々のケチエピソードの中でも特にびっくりした出来事です。お祝い事やお悔やみ事に対して不公平だと言う本心を聞いてみんな啞然としてしまいました。

ftnews.jp

彼女はケチで有名

私の職場は、20代から60代までの幅広い年齢層がいる女性ばかりの職場です。
同僚M子は職場の中でも以前からケチで有名で、家の事情で退職する同僚へ花束を贈る際にお金を出し合うことに渋っていたことがありました。
その時は退職する同僚と不仲だったせいかと思っていました。

でも、彼女がケチなのはそれだけではありません。
職場での休憩時間にお菓子や飲み物を持ち寄るのですが、特に値段や回数に決まりはなく「分け合って食べようね」とみんな好意やお互い様の精神で持ってきていました。人が持ってきたお菓子を誰よりもたくさん食べるうえに「私あのお菓子が好きだから、次はあれ持ってきて」と指示するM子。ところが、彼女がお菓子や飲み物を持って来たことは一度もありません。

お菓子の持ち寄りは職場でルールとして決めているわけではないのですが、あまりの図々しさに不満を持つ人も多く、毎月お金を集めて当番を決めておやつを買いに行くことを提案しました。けれど、M子はそれならいらないと言い出したのです。
今まで人が持って来たおやつをずっと食べてきたのに一同びっくりの出来事でした。

お祝いムードで盛り上がる中

最近、職場の20代から30代の同僚に結婚や出産などおめでたいことが続き、みんなお祝いムードで盛り上がっていました。

田舎の小さな職場なので、結婚や出産、新築などおめでたいことがあればお祝いをして、身内の不幸などお悔やみがあれば香典を渡すのが習わしとなっています。

そんな中、M子は1人浮かない表情でお祝いを渋っているのです。

お祝いにケチをつける理由

一緒にお祝いをすることに賛成しないM子に理由を聞いたところ、自分はもうお祝いしてもらう出来事がないから不公平だというのです。M子は50代で、すでに結婚しているので、今後結婚や出産などでお祝いされることは確かにないでしょう。

そして同じく、身内に不幸があった同僚の葬儀に職場を代表して香典を渡す際にも、1人反対していました。自分はもう両親が亡くなっており、香典ももらうことがないから不公平というのがM子の言い分でした。

損か得かの思考が残念

M子と一番年齢の近い私も、もちろんもうお祝いしてもらうような出来事はありません。
今とは違う職場でしたが、当時働いていた職場で結婚や出産などお祝いしてもらったときは嬉しかったですし、巡り巡ってそれが当たり前だと思っていました。

結婚が決まった本人や、お悔やみがあった本人の前でのM子の態度に呆れてしまいました。
お祝いもお悔やみも、損得勘定でするものではないので気持ちがないならやらなくて結構ですと一喝してスッキリしました。
お金を出してばかりなので損、と思ってしまう気持ちも理解できなくはないですが、自分に得にならないことや見返りがないことに反発する残念な人なんだなと思ってしまった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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