「全員のせい。目を覚まさないと」主将ソン・フンミン、フルアムに惨敗のトッテナムに喝!「2歩後退だ。受け入れられない」

トッテナムは3月16日、プレミアリーグ第29節でフルアムに0-3で敗れた。

前半終了間際、ロドリゴ・ムニスに先制点を許したトッテナムは、後半立ち上がりにも失点。61分にもムニスに追加点を許し、手痛い黒星を喫している。

主将のソン・フンミンは試合後、英衛星放送『Sky Sports』で「とても落胆している。非常にフラストレーションがたまる。全員が鏡を見て、『自分のせい』と言わなければいけない」と話した。

「今季やってきたような努力ができなかった。パフォーマンス、姿勢が十分じゃなかった。全員が大きく目を覚まさなければならない。プレミアリーグでは準備をしなければやられる。100%を出さなければやられるんだ。タダで3ポイントを得られるわけじゃない」

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キャプテンは「2歩後退だ。前進しなければいけない。受け入れられないよ。僕も含め、受け入れられない。僕らはプレミアリーグのチーム、トッテナムを代表しているんだ」と苦言を続けている。

「まったく今シーズンの僕ららしくなかった。こういうことを目にして非常に悲しい。これはファンにふさわしくないよ。ポジティブなエネルギーと活気で来てくれているんだ。こういう黒星は非常につらい。選手たちはとても落ち込んでいる」

一方、アンジェ・ポステコグルー監督は「もちろん、落胆だ」と述べた。

「前半はタイトな試合だった。ウチにもチャンスがあった。2点目を許してから上回られ、必要なように試合をつかむことができなくなってしまった。分析する必要がある。ボールに対してケアレスだったと思う。前にいこうとしすぎだった。ファイナルサードのプレーに自信がなかった。成長の一部だ。痛みを感じ、そこから学ぶ」

トッテナムは4位アストン・ビラと2ポイント差の5位となった。ポステコグルー体制1年目で、チャンピオンズ・リーグ復帰を果たせるか。厳しい敗戦を喫し、巻き返せるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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