「怪物的な春を過ごしている」鈴木誠也、OP戦2号ソロ&3号2ランの大暴れ! 打率.440 “好調ぶり”を米記者が絶賛

メジャー3年目に向けて順調な仕上がりのようだ。

現地3月16日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、米アリゾナ州メサで行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズとのオープン戦に「2番・右翼」として先発出場。今季初の1試合2本塁打を記録するなど、3打数3安打3打点、1盗塁とハイパフォーマンスを発揮し、7対6のチーム勝利に貢献した。これで打率は.440、OPSは1.401に上昇している。

まず初回1死走者なしの第1打席では、先発右腕ジョーダン・ライルズの甘く入った球を左中間の芝生席に運び、これが5試合ぶりの一発に。さらに3回先頭の第2打席でセンター前ヒットを放つと、二盗にも成功し、4回2死一塁の第3打席では、2番手右腕アレック・マーシュから左中間の芝生席上段へ豪快な2ランをマークした。
こうした活躍を受け、米紙『USA Today』の敏腕記者として知られるボブ・ナイチンゲール氏は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「カブスのセイヤ・スズキは怪物的な春を過ごしており、この日2発の本塁打を放った」と反応し、「そのうち一本は、スローン・パークのコンコースに着弾しそうなモンスターショットだった」と伝えている。

また、地元放送局『Marquee Sports Network』のクリストファー・カムカ記者は、「今春のセイヤ・スズキ」と書き始め、ここまでオープン戦10試合に出場している鈴木の打撃スタッツに注目。「打率.440、出塁率.481、長打率.920、3二塁打、3本塁打、そして今日は3打数3安打2本塁打だ」と好成績を紹介していた。

ここまで好調を維持している鈴木。今後の活躍にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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