【阪神大賞典】菱田「スピード衰えることなく走ってくれた」テーオーロイヤルが圧勝

3月17日、阪神競馬場で行われたG2・阪神大賞典(芝3000m)は、2番人気のテーオーロイヤルが5馬身差で圧勝。天皇賞・春(4月28日・京都・G1・芝3200m)への優先出走権を獲得した。

阪神大賞典、勝利ジョッキーコメント
1着 テーオーロイヤル
菱田裕二騎手
「予報よりちょっと早く雨が降ってきたので、あまり重い馬場の経験があまりなかったので、ちょっとどうかなと思ったんですけど、ほんとに払拭してくれたっていうか、全く心配いらないような走りを見せてくれました。ポジション取りはゲート出てから考えようと思ってたんですけど、結果的にはいいポジションにはまって、道中手応え終始良かったですし、追い出してからの反応もすごく良かったです。ちょっと後ろどれぐらい離してたか分からないんですけど、もうほんとにこの馬場、この距離の中、ゴール板まで全くスピード衰えることなく走り切ってくれたので、ほんとすごいなと思いました。この出走間隔の短い中、前走に引き続いてすごく強い勝ち方をしてくれてすごく感謝してますし、次大事なレースがあるので、そこでもいい結果を出せるように頑張りたいと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3月17日、阪神競馬場で行われた11R・阪神大賞典(G2・4歳上オープン・芝3000m)は、菱田裕二騎乗の2番人気、テーオーロイヤル(牡6・栗東・岡田稲男)が快勝した。5馬身差の2着に6番人気のワープスピード(牡5・美浦・高木登)、3着に1番人気のブローザホーン(牡5・栗東・吉岡辰弥)が入った。勝ちタイムは3:06.8(稍重)。

3番人気で池添謙一騎乗、サヴォーナ(牡4・栗東・中竹和也)は、6着敗退。

重賞3勝目

菱田裕二騎乗の2番人気、テーオーロイヤルが力の違いを見せた。レースでは折り合い良く好位3番手インでロスなく追走すると、直線でもラチ沿いをスルスルと抜け出し、終わってみれば2着以下に5馬身差の圧勝。天皇賞・春へ向けて視界良好だ。このレースの1着馬には天皇賞・春(4月28日・京都・G1・芝3200m)への優先出走権が与えられる。

テーオーロイヤル 17戦7勝
(牡6・栗東・岡田稲男)
父:リオンディーズ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:小笹公也
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 テーオーロイヤル 菱田裕二
2着 ワープスピード 川田将雅
3着 ブローザホーン 菅原明良
4着 プリュムドール 和田竜二
5着 ゴールデンスナップ 浜中俊
6着 サヴォーナ 池添謙一
7着 ディープボンド 岩田望来
8着 メイショウブレゲ 酒井学
9着 ジャンカズマ 小沢大仁
10着 ショウナンバシット M.デムーロ
11着 シルヴァーソニック 武豊
12着 ディアスティマ B.ムルザバエフ
13着 ユーキャンスマイル 荻野琢真
14着 アンタンスルフレ 岡部誠
15着 ゼーゲン 松若風馬

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