【中国】小林製薬が合肥に新工場、生産体制強化[医薬]

小林製薬は15日、安徽省合肥市で新工場の竣工(しゅんこう)式を開いたと発表した。中国で額冷却シート「熱さまシート」やカイロの需要が高まっていることを受け、売り上げ拡大を見据えて生産体制を強化する。4月中旬に稼働する予定。

新工場の延べ床面積は約5万1,000平方メートル。投資額は約60億~90億円。額冷却シートやカイロ、芳香剤などを生産し、年産能力は約2,200万個。額冷却シートの年産能力は6億枚で、既存工場の1.7倍の規模となる。

小林製薬の全額出資子会社の合肥小林日用品が新工場の運営を担う。合肥小林日用品は2012年の設立で、額冷却シートやカイロなどを生産・販売している。

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